「情報化白書」編集委員会と社会科学文献出版社が19日に発表した「情報化白書:中国の情報化情勢の分析と予測(2010)」によると、09年の中国の電子商取引額は3兆8500億元に達した。「国際金融報」が伝えた。
インターネット経済は中国経済を構成する重要な一部として、内需拡大、成長維持、世界金融危機対策の過程で重要な役割を発揮した。オンライン決済額は年110.2%の伸び、これに続くオンラインショッピングの取引規模は93.7%の伸びを示した。
白書は電子商取引について「経済危機の影響が最も小さく、成長性が最も良く、ベンチャー・キャピタルの最も期待する注目業種の1つ」と指摘。中小企業の電子商取引規模は1兆9900億元で、前年比20.3%の伸び幅を示した。
「人民網日本語版」2010年8月20日