ビル・ゲイツ会長と会見する李克強副総理(右
中国国務院の李克強副総理は9月27日、北京の人民大会堂で米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長と会見した。
李克強副総理は会見で以下のように述べた。
中国は経済発展モデルの転換を早急に進め、経済成長の質と効果の向上に力を入れている。中国は科学技術の進歩と革新を重点的に支援し、知的財産権の保護に関する戦略を強化し、知識、人材、創造を尊重し、国内外企業に良好な投資環境を提供できるよう努めていく。
中国政府は、ITが伝統的産業や国民の生活などの改善などにおいて果たす重要な役割に重視し、次世代のITを戦略的な新興産業を発展させるための重要分野とし、インターネットと情報産業の急速な発展を促進する。中国のネット人口は4億人を超え、世界最大のIT市場となっており、マイクロソフトなどの国外の関連企業は中国で広大な発展の将来性があると信じている。
ビル・ゲイツ会長は、「マイクロソフトは中国の企業や機関との交流・協力をより強化することを望んでいる」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月29日