中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)との自由貿易協定(CAFTA)の締結に伴い、「ゼロ関税」時代が幕を開けた。中国の企業家らは東南アジア市場を新たなマーケットとみており、中国企業のASEAN投資ブームが熱を帯びている。新華社が伝えた。
昨年は金融危機の影響で世界経済が縮小、中国の機械製品輸出入額は前年比13.85%減となったが、中国-ASEAN間での機械製品貿易額は9%増えた。今年上半期、広西チワン族自治区とベトナムの貿易総額は20億2400万ドルに達し、昨年同期比で33.3%増となった。上海市対外経済貿易委員会の兪建明・副秘書長によると、過去5年間、上海とASEANの貿易額は毎年二桁成長を保持している。
「人民網日本語版」2010年10月20日