上海証券報の統計によると、10月28日までに、621社の上場会社が2010年通年の業績見通しを発表した。うち、前年比で利益は伸びると予測したのは445社で、全体の71.7%を占めた。部品、非鉄金属、機械設備などの業種では第3四半期に利益が増加したと同時に、通年でも安定を維持する見込み。
前年比で利益は伸びると予想する445社のうち、403社は増益、42社は黒字転換を予想。業績悪化を予想する企業は86社で全体の13.8%を占め、うち55社が減益、31社が赤字計上を予想している。そのほか、78社は横ばい、12社は予測できないとしている。
増益を見込んでいる403社のうち、伸び率を50%以下に予想する会社は228社で、全体の56.6%を占めた。倍以上の増益を予想する会社は89社で、約22%を占めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年10月29日