米国を訪問中の中国商務部の崇泉副部長は18日、「中米両国のデータを見ると、中米貿易は2010年のに急増し、国際金融危機前の水準まで回復している」と述べた。
崇泉副部長はこの日、米商工会議所が開いた朝食会に出席し、「過去30年あまり、中米間の経済貿易協力はいかなる試練に直面しても困難を克服し、絶えず前進してきた。これは中米間の経済貿易協力に内在的な相互補完性と強い原動力があり、利益関係のバランスが取れていることを示す。そうでなければ、長期にわたって安定した発展を続けることは不可能だ」と語った。
また知的財産権問題について、中米の経済貿易関係の健全な発展を推進するために中国は積極的に努め、近ごろ、両国間の財政、金融、経済貿易の協力のさらなる発展を提案したことを強調した。中米両国が知的財産権分野で協力を強化することは、中米の経済貿易協力の重要な一部でもある。
米商工会議所・アジア部門のタミー・オーバービー副部長は、中米の経済貿易関係は全世界で最も重要な二国間関係で、このような関係は今後10年さらに重要になるとの考えを示した。世界最大の商工会議所として、米商工会議所は中米の経済貿易関係の安定した発展に力を入れ、相互信頼を高める機会を増やすという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月19日