『十二・五』期のハイエンド設備製造業の方向性

『十二・五』期のハイエンド設備製造業の方向性。

タグ: 『十二・五』  ハイエンド 製造業

発信時間: 2010-12-13 16:54:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ハイエンド設備の『十二・五計画(第12次5カ年計画、2011~2015年)』は制定が進められており、2011年第1四半期に公布予定であることがわかった。

起草に携わる関係者によると、ハイエンド設備の『十二・五』は主に航空、宇宙、高速鉄道、海洋プロジェクト、インテリジェント設備の5つの部分からなり、戦略的新興産業の発展目標に合わせ、ハイエンド設備業において革新を強化し、産業の集中度を高め、業界トップ企業を育成し、産業集中地帯の建設を強化する。

機械科学研究総院中機生産力促進センター・戦略研究室の葉猛主任は、「ハイエンド設備製造業は設備製造業のハイエンド部分で、技術が密集し、付加価値が高く、成長余地が大きく、けん引力が強いなどの特徴がある。設備製造業は国家の戦略的産業と工業の台頭を表すもので、一国の製造業の基礎とコア競争力になる」と話し、次のように説明した。

中国は主要工業品の生産量が世界一だが、製造業は世界の産業チェーンで遅れており、レベルも低く、「製造強国」でなく「製造大国」となっている。「製造強国」になるにはハイエンド設備を発展させ、各国の先頭を行く必要がある。そのため、設備製造のハイエンド化は、中国の設備製造業の『十二・五計画』の重点となる。また、2020年めどに、中国のハイエンド設備製造業の生産額が設備製造業生産額の30%以上を占めることが目標となる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月13日

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