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発信時間： 2010-12-23 14:54:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  新中間層の消費者の安価車に対する需要が急速に増えているため、国外の自動車メーカーは古いデザインを改めて使用し、中国市場向けの安価な自動車ブランドの開発に乗り出している。米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」が伝えた。

今年の広州国際モーターショーでは、国外の自動車メーカー及びその中国での提携企業が、中国大陸の新中間層の消費者をターゲットに展示を行うという変化が見られた。これらの消費者の多くが年収5万元以上で、業界の担当責任者らは、これは中国人が自動車を保有できる最低ラインだと見ている。

ゼネラルモーターズの中国業務を担当するケビン・ウィアー氏によると、中国大陸における低価格車の需要は膨大である。中国では、低価格車の販売台数は毎年600万台に達し、フランスや日本などを上回っている。大都市では高級車の売れ行きが好調であると同時に、低価格車の需要も伸びつつあるという。

低価格車の需要増加は、国外の自動車メーカーにとって予想外だった。その対応策の一つとして、ゼネラルモーターズやホンダ自動車などのメーカーは、中国の合併企業に対し停止したばかりのデザインと技術の使用を認めた。これは開発コストを抑え、吉利汽車や奇瑞汽車など低価格車市場を狙う中国メーカーと競争できる価格にすることを目的としている。

 

「中国網日本語版（チャイナネット）」2010年12月23日

 

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