博興県の農民が藤とヤナギの枝で編み上げた「上海万博スペイン館」

博興県の農民が藤とヤナギの枝で編み上げた「上海万博スペイン館」。

タグ: 万博 山東省 スペイン館 博興県 藤 ヤナギ

発信時間: 2010-12-28 14:30:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「万国博のスペイン館は質朴で、精緻で、大きな花かごみたい!」およそ上海万博のスペイン館を見学した観客は、しきりに称贊しないものはいなかった。観光客が思いもよらないかも知れないが、これは山東省浜州市博興県の農民孫建光さんが同郷の40人を組織して藤とヤナギの枝で編み上げたものである。

博興は中国の著名な「麦わらやヤナギの枝で編む工芸品の里」で、麦わらやヤナギの枝で編み上げられた工芸品は世界各地へ輸出され、年間2、3億ドルの外貨を稼いでいる。スペイン館建設の要求は非常に高く、すべての籐のつる、ヤナギの枝が必ず防腐、乾燥、成型、色塗り、編みなど 10のプロセスを経なければならない。デザナーの意図がとらえにくかったため、編む過程で何回も編み直した。孫建光さんは40余人の熟練労働者を引率して繰り返しテスト編みを行い、時には毎日12 時間以上働いた。春節(中国の旧正月)の前に、藤やヤナギの枝で編み上げた製品が上海万博の現場に運ばれ、スペイン館を組み立てた後、スペインのデザイナーのタグリアブエ氏は喜んで親指を立てて、「実に完ぺきなものだ!」としきりに言った。スペイン国営テレビ局の記者もわざわざ博興県に来て取材し、博興の藤やヤナギの枝で工芸品を生産する情報を本国に持ち帰った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月28日

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。