上海交通大学は29日、中国の都市サービス経済と公共サービス水準に関する2つの指数を発表した。中国都市サービス経済指数が発表されるのは4回目、中国都市公共サービス指数は2回目。中国紙、国際金融報が伝えた。
2010年の中国都市サービス経済指数ランキングで、上位8都市は昨年と全く同じ顔触れが並んだ。深センが昨年に続き北京を抑えて首位、2位から8位は順に、北京、上海、広州、アモイ、南京、杭州、大連。これまで4年間のランキングを比較すると、上位3位の顔触れに変化はないが、順位は微妙に変化している。深センは3位から1位に順位を上げたが、この主な要因は指標体系を充実化するために、サービス経済の発展環境を反映する指標が追加されたほか、構造と効率に関する指標の調整が行われたからだ。上海が3年連続で3位にランクインしているのは、同都市が全ての指標でバランスよく評価点を獲得していることを示している。
2010年の中国都市公共サービス指数の生産ランキングで、上位5都市は順に、深セン、上海、北京、アモイ、南京。支出ランキングは北京、上海、アモイ、深セン、広州となった。
「人民網日本語版」2010年12月30日