中国中央財経大学中国銀行業研究センターの郭田勇主任はこのほど、「2011年、中国が実施する穏健な通貨政策は緊縮政策ではなく、通貨政策は依然として柔軟性を持ち、経済成長をサポートしていく」と語った。
これは郭主任はこのほど『人民日報』のインタビューを受けた際述べたものだ。郭主任は「通貨政策が適度な緩和から穏健な政策に移行したのは、中国経済が安定した再生を見せはじめ、インフレ問題が日増しに深刻になっていることから、通貨政策の適度な調整が必要であるからだ。2011年、中国の通貨政策は依然として多くの難題を抱え、インフレを抑制する一方、経済の成長を阻んではいけない。今後、金利上げの余裕がまだ大きい」と語った。
「中国国際放送局」日本語版 2011年1月4日