「2010年 外国籍人材にとって最も魅力的な中国の都市」ランキングが5日に発表された。新華網が伝えた。
ランキングでは、北京、上海、大連、杭州、深セン、天津、青島、厦門(アモイ)、煙台、蕪湖が「2010年 外国籍人材にとって最も魅力的な10大都市」に選ばれたほか、南京、武漢、桂林、三亜、成都、長春、長沙、蘭州、大理、南寧が「2010年 外国籍人材にとって最も魅力的な10大入選都市」に選ばれた。
今回のランキングは、昨年6月から11月にかけて、中国大陸部の地級以上の都市353カ所(香港、マカオ、台湾を含まず)に対してのべ17万9千人あまりの外国籍人材が行ったオンライン投票に基づいている。審査委員会は、米国籍華人で物理学者の李政道氏、情報セキュリティ分野の専門家であるユージン・カスペルスキー氏、深セン発展銀行のリチャード・ジャクソン頭取、「一村一品運動」の提唱者である平松守彦氏、中欧国際工商学院(CEIBS)のペドロ・ヌエノ執行院長、米国環境保護基金首席エコノミストのダニエル・デュデック氏、中央電視台英語チャンネルキャスターのEdwin Charles Maher氏など、中国政府の「友誼賞」を獲得した39人の専門家及び、ベテラン専門家である添田修平氏の計40人からなる。投票に参加した外国籍人材と審査委員はそれぞれ、「都市における業務環境・創業環境」、「都市における生活環境」という2大カテゴリーの計10指標に基づき審査を行い、最終的に「2010年 外国籍人材にとって最も魅力的な10大都市」および、「10大入選都市」の計20都市を選び出した。