中国黄金集団公司が明らかにしたところによると、同集団は2011年、金備蓄量を100トン増加することを計画しているという。現在中国の金資源準備は1054トンで、世界5位に位置しており、1位の米国と比べると約7080トン少ない。
金は国際通貨体系を安定させるものだ。現在、世界経済の回復はスピードダウンしており、不確定要素も依然として多い。国の金融と経済安全の保障に向けた金の役割はさらに大きくなり、大手の金企業は次々と経営目標を金資源の探査と生産の強化に向けている。
中国黄金集団の劉氷副総経理によると、中国の金産業において唯一の中央企業である同公司は第11次五カ年計画期間中、金資源備蓄量が275トンから1300トンに増え、総資産は6倍、販売収入は7倍、利益総額は6.1倍となったという。
「人民網日本語版」2011年1月11日