中国国家統計局が7日に発表した報告によると、2010年第4四半期の企業家信頼感指数は137.0ポイントで、第3四半期より1.1ポイント上昇した。
企業家信頼感指数はマクロ経済に対する企業家の見方と自信を総合的に示すものである。世界金融危機に対する中央政府の一連の対策が効果を表し、中国経済の上向き傾向が維持されていることをうけ、中国の企業家信頼感指数も引き続き上昇し、101.1ポイント(2009年第1四半期)から137.0ポイント(2010年第4四半期)まで上昇した(2010年第2四半期のみやや低下)。
また、中国国家統計局が同日発表した報告によると、2010年第4四半期、中国の企業景気指数は138.0ポイントで、第3四半期より0.1ポイント上昇した。
企業景気指数は企業の生産と経営の状況を総合的に示すものである。この指数が100ポイントを超えた場合、景気の状況が向上、或いは改善されていることを示す。中国の企業景気指数は2009年第2四半期に上昇に転じて以来、これまで上昇を維持しており、115.9ポイント(2009年第2四半期)から138.0ポイント(2010年第4四半期)まで上昇した。
企業景気指数および企業家信頼感指数に関するデータは国家統計局が行う企業景気調査によるもので、工業、建築業、交通運輸業・倉庫業・郵政業、卸売り・小売業、不動産業、社会サービス業、情報伝送・コンピューターサービス・ソフトウェア業、宿泊・飲食業を含む約20000社が調査対象となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月11日