米連邦準備制度理事会(FRB)が打ち出した量的緩和策第2弾(QE2)により世界の過剰流動性は深刻化し、大量の資金が中国を含む新興市場に流れ、人民元切り上げ、資産価格の上昇、インフレ率上昇の圧力がもたらされた。
これについて中国人民銀行副総裁、国家外為管理局局長の易綱氏は対策を打ち出し、「価格型ツールと数量型ツールを含む通貨政策の効果発揮の余地はますます狭まっており、内需拡大、構造調整、貿易黒字の減少、バランス促進が重要になる」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月12日