『中国証券報』
遊休資本の農産品投機売買を防止
春節後の最初の取引日となった9日、国内外の小麦先物相場は大幅に上昇し、小麦などの主要穀物に対する市場の減産予想を反映する形となった。干ばつが小麦の減産につながるかはまだ観察が必要だが、世界での減産やコスト上昇などの要因を受け、小麦価格にゆっくりした上昇の動きが現れ、国内のインフレ抑制は新たな試練に直面している。政府は、干ばつを口実にした遊休資産での小麦などの主要農産品の投機的売買を厳格に防止する方針だ。
北京・広東・重慶がグループ全体上場の促進を計画
「十二・五(第12次5カ年計画)」の最初の年として、各地方政府は2011年に国有資産の整理統合やグループ全体上場の促進に力を入れている。上海に続き、北京、重慶、広東なども国有資産の整理統合・上場計画を打ち出した。中央企業の整理統合に後押しされ、地方の国有企業も新たな再編ブームを迎えている。