昨日、「第五陣省エネ車リスト」が公表された。第四陣と違うのは、今回3000元の補助が得られる車種のリストの中に、上海汽車の新型「MG3」、昌河鈴木の「スプラッシュ」、上海大衆の新型「パサート」など市場で未発売の車種も入ったことだろう。
工業情報化部が発表したリストをみると、今回補助金対象車種リストに入った車種は69車種、市場で未発売の車種も多数含まれている。その内、上海大衆の新型「パサート1.4T」も燦然とリスト入り、この車種は以前から業界の注目を浴びてきた上海大衆のNMSであり、工業情報化部の新車申請資料には「パサート」という名前で登録された。この車種は上海モーターショーに出展、今年下半期に販売される見込みだ。昨年、広州モーターショーに登場した上海汽車の新型「MG3」、昌河鈴木のコンパクトカー「スプラッシュ」など市場で未発売の新車もリストに入った。このほか、東風日産の「サニー」など、市場に登場したばかりの新車も補助金対象リストに入っている。
今回の省エネ車リストの中には、東風柳汽の「風行景逸」、一汽海馬の「フリーマ」などMPV車の姿も見られた。
昨年6月に「省エネ製品恵民プロジェクト」の第一陣省エネ車リストが発表されてから現在までに、341車種が3000元の補助金対象として発表されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月17日