中国外貨取引センターの最新データによると、人民元の対米ドルレート中間値は17日、6.5800となり、3営業日連続の上昇となったほか、為替改革後の最高値を再び更新した。人民日報海外版が伝えた。
17日の銀行間市場における各国通貨の対人民元為替レート中間値は次のとおり。1米ドル=6.5800人民元、1ユーロ=8.9294元、100日本円=7.8685元、1香港ドル=0.84487元、1英ポンド=10.5922元、1元=0.46231マレーシアリンギット、1元=4.4350ロシアルーブル。
前営業日、人民元の対米ドルレート中間値は6.5855だった。
米国が16日に発表した一連の米経済指標は予想よりも好調であり、ドルの支援材料となったものの、欧米の株式市場が次々と上昇を続け、リスク選好が改善する背景の中、米ドルは全体的に見ると依然として下方修正の状態にある。この影響を受け、人民元の対米ドルレート中間値も上昇を続け、最高値を更新した。
「人民網日本語版」2011年2月20日