中国における外商投資企業の2011年年度検査業務がこのほど正式にスタートした。中国国内で法に基づき設立が認可され、登記・登録し、法人資格を取得した全ての外商投資企業は、6月30日までに年度検査に参加しなければならない。新華社が伝えた。
今回の年度検査の内容は、2010年度の運営情況となっている。年度検査に参加しない企業、年度検査で状況をありのままに報告しなかった企業、経営において違法・規則違反行為が認められた企業に対しては、年度検査の参加部門が各自の職能に従い、法により処分を行う。
中国国家工商行政管理総局外商投資企業登録局の責任者は、「今回の年度検査では、現代化された情報技術と既存のネットワーク資源を十分に利用し、外商投資企業のオンライン年度検査をしっかりと行っていく。条件を満たす検査参加部門は、ネット上の年度検査プラットフォームを通じて関連データの収集を行うことができる」と述べる。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年3月5日