第11期全国人民代表大会第4回会議は5日午前9時に人民大会堂で開幕した。会議では温家宝総理が「第12次五カ年計画」2011年の活動について報告を行なった。一部詳細は次ぎの通り。
引き続き積極的な財政政策を実施する。適正な財政赤字と国債の発行規模を維持する。今年度は財政赤字額を9000億元計上することとし、その内訳は、中央財政赤字7000億元、引き続き地方に代行して発行する地方債を2000億元とし、この地方債の部分を地方財政予算に組み入れることとする。
穏健な金融政策を実施する。合理的な社会的資金調達の規模を保ち、広義のマネーサプライの伸び率の目標値を16%に設定する。慎重なマクロコントロール政策の枠組みを充実させ、価格や量という手段を総合的に運用し、金融政策の実効性を高める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年3月5日