国家発展改革委員会の張平主任、朱之鑫副主任、徐憲平副主任は2011年3月6日14時に、人民大会堂3階の「ゴールデンホール」で、「十二・五(第12次五カ年計画、2011~2015年)」計画綱要について、記者の質問に答えた。
中国の持続可能な発展について、張平主任は次のように述べた。
昨日、温家宝総理が政府活動報告の中で述べたように、われわれの発展プロセスにはまだ多くの問題や矛盾があり、リスクと挑戦も存在している。これらの問題や矛盾を解決すること、これらのリスクと挑戦を受けて立つことは、「十二・五」期の経済の安定的かつ比較的速い発展を維持し、われわれの所期目標を実現する上で、非常に重要である。
われわれが「十二・五」計画を策定した際、これまでのアンバランス状況、持続的な発展を阻害するいくつか問題に対し、掘り下げて検討を行った。改革開放と発展の中で、これらの矛盾が解決されることを期待している。「十二・五」計画の特徴は経済発展モデルの転換を主軸としていることにある。
計画綱要の指針から政策の方向性まで、発展目標から重点任務まで、いずれも科学的発展の要求、経済発展モデル転換の要求を具現している。「十二・五」計画綱要を見た人なら分かるように、基本方針から最後の計画の実施まで、科学的発展と済発展モデル転換のテーマが終始貫かれている。
われわれは発展指標を決める際、特に人間本位、持続可能な発展の方針を非常に突出した位置においている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月6日