2011年アジア国際航空展覧会が昨日開幕した。展覧会初日から、120億ドルの取引が成立し、盛り上がりを見せた。多くのメーカが中国航空市場に興味を持っており、中国市場を巡る競争は高まりを見せている。
展覧会の主催者は、今回のアジア航空展がこれほどまでに盛況なのは、中国市場が凄まじい魅力を持っていることが一因だと述べた。
午前9時半、中国国際航空(エアチャイナ)はボーイング社の「747-8」を5機購入することで合意に達した。エアチャイナの賀利副総裁は、エアチャイナは「747-8」で国際線をさらに開拓していくと述べた。
「747-8は今年2月13日に公開されたばかりであり、上半期中に試験飛行を行う」ボーイング中国投資有限公司広報担当責任者の王玉奎氏は記者に対し、このように述べた。王玉奎氏は取引額に関して明らかにしなかったが、「747-8のカタログ価格は1機あたり3.17億ドル」と述べた。このことから、今回の取引により、ボーイング社は少なくとも15億ドルを手にすることになる。