開幕とともに大型取引が成立し、会場が驚きと異様な雰囲気に包まれる中、新たな取引成立のニュースが飛び込んできた。中国海南航空グループはボーイング社、ガルフストリーム、ダッソー社の3社と提携覚書を締結したと発表した。海南航空はこの3社と計48機の契約を締結したという。海南航空傘下である香港航空有限会社の楊建紅総裁は、この3社との取引金額が100億ドルに上ることを明らかにした。
海南航空董事局董事で海南航空事業執行会長の譚向東氏は、国内、国外、2つの戦略について語った。譚向東氏は、「我々はボーイングと38機の航空機に関する契約を締結した。内訳は、787-9旅客機が30機、777-200貨物機が6機、787VIP機が2機、すべて香港の中長距離国際線に投入する」と述べた。また、譚向東氏は「他にも、我々はガルフストリームとダッソー社からも5機ずつビジネスジェットを購入し、国内市場の開発を拡大していく」と紹介した。
海南航空はアジア最大級のビジネスジェット運行会社をもっている。すでに10年以上の運行経験があり、譚向東氏は「過去2年間、中国のビジネスジェット市場は40%の早さで成長しているが、ビジネスジェットは海南航空の非常に重要な成長分野である」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月10日