毎年一度発表される省・自治区・直轄市別の経済総合競争力青書「中国省域経済総合競争力発展報告(2009-2010年)」がこのほど発表され、2009年の省区市別経済総合競争力ランキングでは、上位3位に上海市、北京市、江蘇省が並んだ。
同報告は全国経済総合競争力研究センターの2011年の重大な研究成果であり、ランキング作成にあたっては、マクロ経済、産業経済、持続可能な発展、財政金融、知識経済、発展環境、政府の役割、発展水準、総合力・バランスといった各種の指標が総合的に考慮されている。
同報告によると、09年の経済総合競争力上位10位は、上から順に上海市、北京市、江蘇省、広東省、浙江省、天津市、山東省、遼寧省、福建省、内蒙古自治区が並んだ。08年に比べて、15省区市はランキングに変化がなく、7省区市は上昇した。
同じ日に発表された緑書「中国省域環境競争力発展報告(2005-2009年)」の環境競争力ランキングでは、上位3位に山東省、広東省、江蘇省が並んだ。
同報告は同センターの福建師範大学分センターが専門家を動員し、約1年をかけて作成したものだ。
「人民網日本語版」2011年3月14日