これまで5年間の発展を牽引した第11次五カ年計画に比べて、十二五ではサービス業の発展に特に力点が置かれている。生産型サービス業、生活型サービス業への支援がうち出され、金融サービス業、現代型物流業、ハイテクサービス業、ビジネスサービス業、商業貿易サービス業、観光業などが対象になる。
同綱要はモデル転換やグレードアップ、産業のコア競争力の向上を特に強調する。具体的には、製造業の改善と向上、戦略的新興産業の育成と発展、エネルギー生産・利用方式の変革の推進などが含まれる。また同綱要は省エネ・環境保護、新世代情報技術、バイオ、ハイエンド設備製造、新エネルギー、新材料、新エネルギー自動車といった戦略的新興産業の発展に力を入れ、戦略的新興産業の生産額の対GDP比を8%前後に引き上げることを提起する。
「人民網日本語版」2011年3月17日