大地震と津波の影響で、日本の自動車メーカーは部品の生産ができない、あるいは生産量が大幅に落ち込むなどの事態に直面している。ホンダは30日から北米工場で減産を実施すると発表した。トヨタも北米市場に対する修理用部品の出荷を制限すると発表した。
ホンダは29日、北米工場に対し、30日から減産を実施するよう指示を出した。すべての工場は生産を続けるが、生産量は落ちるため、ホンダの各車種の生産に影響が出るとみられる。
トヨタも同日、北米のディーラーに対し、短期的に北米市場に出回るモデル計233の部品について出荷制限を行うと通知した。トヨタブランドのほか、「レクサス」や「サイオン」の車も対象になる。