広東省汕頭(スワトウ)市にある汕頭経済特区の範囲が、今月1日から市内全域に拡大された。これにより過去約一年の間に、中国で最も早期に設立された四大経済特区の深セン特区(広東省)、廈門(アモイ)特区(福建省)、珠海特区(広東省)、汕頭特区で、その範囲が相次いで拡大されたことになる。あるアナリストの指摘によると、範囲拡大は各特区の地理的な範囲が単に拡張したというだけでなく、昔日の改革開放の前線基地への新たな発展エネルギーの注入、経済特区の先発隊の強みである波及力の拡大、地域経済のバランスの発展推進への新たな貢献などを意味するのだという。「国際金融報」が伝えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2011年5月3日