香港特別行政区で1日、1時間28香港ドル(約300円)という最低賃金制度がスタートした。
香港最大の労働組合である香港労働組合連合会は、同制度の実施は実質、従業員31万人の賃上げにつながったことを明らかにした。
香港特別行政区立法会は昨年7月17日、香港初となる『最低賃金条例』を可決し、今年5月1日から実施することを決めた。『最低賃金条例』は、最低賃金制度を法制化したもので、香港経済のバランスのとれた発展と競争力維持の面で一役買うことが期待されている。
「中国国際放送局 日本語版」より 2011年5月1日