国家統計局中国経済景気観測センターが21日に発表した調査報告によると、中国消費者自信指数は108となり、前四半期よりも8ポイント上昇した。中国の消費者自信指数は2四半期連続で下落していたが、今年第1四半期で大幅な上昇に転じた。
中国国家統計局中国経済景気監測センターとニールセン社が合同で発表したこの報告によると、消費者の経済情勢に対する満足度と今後の経済に対する楽観度は大幅に上昇、将来の就職と収入の増加に対し、楽観的な見方を示した消費者の数も大幅に増加した。また、消費者の消費意欲が高まっていることも明らかになった。
中国経済景気観測センターの潘建成副主任は、「第1四半期の消費者自信指数が大幅に回復したことは意外だった。なぜなら、国家統計局が発表した今年1-2月の消耗品小売総額は8.3ポイントも下落していたからだ。3月も消耗品小売総額の下落ペースは鈍化したものの、依然として平均水準を下回っていた」と述べた。