中国の謝旭人財政部長は16日ワシントンで開かれたIMF・国際通貨基金・世界銀行の春季会合に出席し、「複雑な経済情勢下で、各国は互恵協力を深め、世界経済の持続的かつバランスのとれた発展を推進していく」と述べた。
謝財政部長はさらに、「現在、世界経済は回復しているが、基礎が強固ではなく、アンバランスで、不安定かつ不確定な要素が大変多い」と述べた。
また、謝財政部長は、「世界銀行は貧困撲滅と発展という主旨を堅持し、援助の規模を拡大させ、発展途上国の農業生産力の向上、経済発展と貧困撲滅を支援すべきだ。また、世界銀行内部の枠組みを改善し、世界の貧困撲滅と発展を促す上で積極的役割を果たしてほしい」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年4月17日