新興大国・中国の世界最大の贅沢品市場への道

新興大国・中国の世界最大の贅沢品市場への道。

タグ: 中国 世界最大 贅沢品 市場

発信時間: 2011-05-19 18:14:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

世界四大会計事務所の一つであるKPMGのアジア・太平洋エリアの戴立行主席(中国小売・消費財業務主管パートナーを兼任)は、このほどKPMGが発表した「中国のぜいたく品の経験」と題する報告書の中で、「ぜいたく品には新たな市場ルートを創出し、開拓することが必要だ。こうしなければ中国人消費者の心をさらにつかむことはできない」と述べた。また海外のぜいたく品ブランドは新しい技術をより多く利用して、若い消費者群との連携を増やす必要があると指摘し、こうした新しい動きでは、ブログなどの新興のネットワーク営業販売プラットフォームも考えに入れるべきだとした。「国際金融報」が伝えた。

戴主席によると、中国大陸は世界最大のぜいたく品消費市場への道をまい進しているが、中国人消費者はぜいたく品の生産地に対して独特な見方をしてもいる。あらゆるぜいたく品の品目のうち、大陸部のアルコール類製品の導入ランキングをみると、白酒が幅広く人気があることを受けて同類製品がトップに立っている。フランスの化粧品、香水、ファッション製品、スーツケースでは、それぞれの製品市場で中国が最大のシェアを占める。イタリアの靴製品とスイスの腕時計製品でも大きなシェアを占める。

同報告書の指摘によると、大陸部の消費者が知っているぜいたく品ブランドは、これまでの45ブランドから今年は57ブランドに増えた。これは新しいブランドが消費者の視野に入り、旧来のブランドは引き続き競争力を維持するために、より多く努力しなければならなくなったことを意味する。ぜいたく品市場はますます混み合い、競争のハードルもますます高くなっているといえる。

「人民網日本語版」2011年5月18日

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