ドイツの高速鉄道列車
米国 スタート遅く、マラソンのよう
世界のその他の国と比べると、米国の高速鉄道の発展は遅い。「飛行機プラス自動車」を交通手段とする習慣があるほか、米国は巨額を投じる高速鉄道の建設計画に非常に慎重で、赤字になることや環境への影響を心配している。米国に現在あるのは、ワシントンとボストンを結ぶ1本の「高速鉄道」だけで、時速は109キロだ。
イギリス 国内を走る高速鉄道はまだない
フランス人はかつて、「海のこっちの列車は時速200キロで疾走しているが、海のむこうの列車は未だに時速80キロで這って進んでいる」とばかにしたことがある。イギリスに現在あるのは、時速320キロで走るロンドンと欧州を結ぶ1本の高速鉄道だけだ。