日本の財務省が7日発表したデータによると、同国の6月末の外貨準備高は前月比17億1500万ドル減の1兆1378億900万ドルだった。日本の外貨準備高の減少は今年2月以来4カ月ぶり。ただ、日本の外貨準備高世界2位の座が維持された。
外貨準備高が減少した主要原因として、日本が大量に保有している米国債の時価評価額が利回りの上昇で目減りしたことや金価格の下落による影響なだがあげられた。
一方で、ユーロ対ドルレートの上昇で、日本のユーロ資産の時価評価額を押し上げた。
日本の外貨準備の主な内訳は、米国債中心の証券が1兆486億ドル、日本銀行保有の金が370億ドル、国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権が205億ドルだった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月8日