今後10年で最盛期を迎える水利建設市場
権威筋は、「政策と資金の強力な支持をえることで、水利建設市場は少なくとも今後10年間は発展の最盛期を迎えるだろう」と述べた。また、今後水利セクターに対する市場の注目も水利政策の動向が深化することで徐々に高まり、水利建設セクターは短期的に、節水・灌漑セクター、治水セクターは中・長期的に人気のセクターになるとした。
時期の到来を待つ水利設備企業
水利業界は今後10年間最盛期に入ると考えられる。ある小型ポンプの上場メーカーは早速動きを見せ始めている。7月8、9日の中央水利活動会議で発表された方針は、水利設備業界に牽引的作用をもたらした。
機械業界に詳しい中国銀河証券の邱世梁チーフアナリストは、「中国は農業水利建設に毎年4000億元、10年で4兆元を投資する。その内、機械・電力設備への投資は約10%の400億元、ポンプおよび電機への投資総額をその50%と計算すると、毎年200億元が市場に出回ることになる」と述べた。また、邱世梁チーフアナリストは、水利設備の関連企業は今後大きなビジネスチャンスを掴むことになるだろうと述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月12日