米国のマスコミによると、債務上限の引き上げに関する問題で、30日に行われたホワイトハウスと共和党幹部との交渉が進展をみせたという。
関係者によると、交渉中の法案は2段階に分けて、債務上限を2兆4000億ドル引き上げる内容だ。第1段階で債務上限を直ちに1兆ドル引き上げ、第2段階として年内にさらに引き上げる。一方、10年以内の財政赤字の削減額をそれよりやや高めるという。
この法案が国会で採択されれば、政府はデフォルト(債務不履行)を回避することが出来る。米経済への更なるダメージを避けるためにも、与野党は期限となる8月2日を前に妥協案で合意するものとみられている。
「人民網日本語版」2011年8月1日