日本家電メーカーをうち負かしたのは誰?

日本家電メーカーをうち負かしたのは誰?。

タグ: 日本家電メーカー

発信時間: 2011-08-04 17:13:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ソニーはブラウン管時代の王者だった。情勢判断の誤りやブラウン管市場へのこだわりから、サムスンと合弁で平面ディスプレー工場を建設したときはすでに時機を逸していた。ソニーブランドは世界でアピールする力があるが、高止まりするコストにより、テレビ業務はずっと赤字状態が続いている。パナソニックのプラズマ技術はかつては液晶ディスプレーと天下を二分したが、パナソニックは保守的な態度を取り、他企業とプラズマ技術を共有し、普及させることをよしとしなかったため、結果としてプラズマテレビをマイナーな製品にしてしまった。

日本は家電メーカーの数が多く、最近は日本政府の財政力が低迷しているため、僧侶が多く粥が少ないという状態になり、政府からメーカーへの支援が十分に行えなくなっていた。政府の支援には限りがあり、日本メーカーは大規模な投資を行って液晶ディスプレーの生産ラインをうち出すことができずにいる。一方、韓国政府はサムスンとLGに大規模な政策的支援を与えており、両社には液晶ディスプレー工場を建設するための投資資金が備わっている。平面テレビ時代の訪れによる業界再編によりサムスンとLGは成果を上げ、ソニー、日立、東芝などは赤字へ向かうことになった。

台湾の液晶ディスプレー産業の勃興も日本企業にとっては一層のマイナスだ。台湾の関連企業は大陸部の家電メーカーと手を組み、低価格のテレビを提供して、日本メーカーをさらなる苦境に追いやっている。

「人民網日本語版」2011年8月4日

 

     1   2   3  


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。