中国国家発展改革委員会(発改委)が15日発表したデータによると、上半期の中国の原油対外依存度は54.8%だった。このデータに基づけば、中国の同時期の原油対外依存度はまだ米国を超えていない。
しかし、工業情報化部が先般発表したデータでは、中国の原油対外依存は初めて米国を上回ったことになっている。2つの政府部門のデータが異なっていることについて、業界専門家の林伯強氏は取材に応え、発改委のデータは米国のデータとの比較的性格が強いとの見解を示した。
8月初め、工業情報化部がオフィシャルサイトで発表した「2011年上半期石油と化学工業経済運営状況」という報告の中で、同部は中国の原油見かけ消費量が8.5%増の1.91億トンで、対外依存度は55.2%に達し、すでに米国の53.5%を上回ったと公表していた。