「500人の社員に総額12万元の配当金を分配し、60人の金賞受賞者に表彰状を手渡した……」。司会者の話が終わると、会場から熱い拍手が沸き起こった。8月6日、山東省淄博市臨淄区の皇城鎮。山東思遠野菜合作社で初めて、社員に配当金を手渡す大会が開かれた。
「合作社加入には時間・労力・心労の削減のメリットがあるほか、配当金ままでもらえるなんて……」。500元の配当金を手に王さんは多少興奮気味。野菜栽培は十数年のベテランだ。この数年、野菜の品質への要求が高まってきたことから、科学的栽培の新技術を試してみようと昨年、山東思遠野合作社に加入し、[7F精細管理]と呼ばれる標準化技術サービスを取得。土壌の改良から種苗の選別・育成、種まき・収穫といった管理の各段階で科学的に対処できるようになった。
現在、合作社は全国に23の支社があり、社員総数は1万2000人余りとなっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月26日