日本の自動車大手トヨタの中国における研究開発センター・トヨタ汽車研発中心はこのほど、江蘇省常熟市で建設がスタートした。総投資額は6億8900万ドルに上り、トヨタのグローバル研究開発システムの中で規模の最も大きい研究開発センターとなる見込みだ。建設の狙いは、トヨタの環境技術の中国国産化の研究開発を推進することにある。トヨタは第12次五カ年計画(2011-15年、十二五)期間に中国産ハイブリッドエンジンを搭載した車両を開発し、2015年頃をめどに一汽トヨタと広汽トヨタでの生産・販売を実現させる構えだ。
「人民網日本語版」2011年10月31日