また、金融逼迫は代理店の資金力を押さえつけ、高い費用で融資を得るか、そうでなければ融資を断念するしかなくなった。もう一つは、マイクロバスを主に購入する物流業、スーパーマーケット、サービス業などの投資規模が抑えられ、そのうえ倒産が相次ぎ、マイクロバスの需要に大きな影響が出たことだ。
金融緩和と中小企業の生存環境の改善は、マイクロバス市場にとって「恵みの雨」になることは間違いない。
金融緩和、中小企業の救済、附加価値税の税制改革はいずれも自動車業にとって、企業の生存環境の改善、その後の需要けん引を意味する。
全国乗用車市場信息聯席会の崔東樹アナリストは、マクロ経済環境の変動は自動車市場にそれほど大きな影響を与えないが、軽トラック、大型トラック、マイクロバスなどの商用車市場を奨励する効果は確かにあると見ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月4日