12月3日、中国社会科学院社会学研究院とベンツ社が共同で発表した「中国自動車社会発展報告」の初回年度報告によれば、来年中国の自家用車保有台数は8650万台になるという。100世帯あたり20台を保有することになり、世界で自動車社会として認められる条件を満たしたことになる。
全国3分の2の都市で渋滞発生
平行して中国自動車市場の世界における比重も日増しに増している。2010年中国の自動車販売数は世界の23.5%を占め、世界1位の自動車消費国になった。そして、全国667都市のおよそ3分の2の都市でピーク時の渋滞が発生している。1級都市では日常的に渋滞が見受けられるほか、成都、武漢、重慶、西安、蘭州等の2級、3級都市でも渋滞が有名になっている。
自動車購入コストは世帯年収の1.5倍