国家統計局によると、中国の今年の食糧生産量は昨年比2473万トン増(4.5%増)の5億7121万トンに達し、過去最高を記録した。8年連続の増産だ。
これまでの回復的性格の大幅増産と異なり、今年は昨年の回復的大幅増産による大きな生産高をさらに上回るものであり、容易なことではない。国家統計局は政策的支援と科学技術の応用が増産を支えたと分析している。
食糧生産支援策は各級政府、農民の生産への積極性を強く刺激した。中国共産党中央と国務院は今年、食糧生産支援をさらに強化した。食糧を主な対象とする国の農業「四補助金」の総額は昨年比17%増の1406億元、食糧の主要生産地への奨励金は同21.6%増の225億元に達した。国の最低買い上げ価格も50キロあたり小麦は5元から7元、もみは9元から23元に引き上げられた。
「人民網日本語版」2011年12月4日