ソニーはこのほど、エリクソンがもつ50%の株を取得し、ソニーエリクソンを完全子会社化すると発表、買収後の社名は「Sony Mobile Communications」に変更されることになった。これにより、「ソニーエリクソン」ブランドはまもなく10年の歴史に幕を下ろす。
社名変更の知らせは2月26日に正式に発表される予定だったが、ソニーは1月の家電展覧会「CES2012」でandroid携帯「XperiaS」と「XperiaIon」を発表した際に、ソニーエリクソンの新社名を「Sony Mobile Communications」に変更することも正式に発表した。ソニーがソニーエリクソンを完全子会社化したのは、ソニーエリクソンが昨年出した大赤字と無関係ではない。2011年10月、ソニーは10億5000万ユーロでソニーエリクソンの株式50%を取得し、完全子会社化すると発表。EU側もこの買収協議を正式に認めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月9日