韓国紙聯合ニュースは15日、「朝鮮は資金も技術もなく、両国が締結した契約は中国が一方的に開発を行うものに違いない。中国が建設するインフラ設備の使用権と管理権は中国の手中にある」と批難したほか、「中国東北地区の貨物が大量に羅先から海外に輸送される。羅先特区は中国の経済圏に組み込まれるだろう」と指摘し、中国の動きに対する懸念を示した。
報道によると、中国はこれまで日本海へ抜けるルートを探しており、今回日本海に隣接する羅先港の使用権に興味をもった。中国は今後、7万トン級の船舶が停泊できる4号埠頭の建設をはじめとして、空港や鉄道、5号、6号埠頭の建設も進めていく。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月17日