世界的なプライベート・ エクイティ・ファンド、ベインキャピタルのBruno Lannes氏は、中欧国際工商学院で開催された「第4回最高級ブランドサミット」の席上で、「2010年の中国人消費者の消費総額は約2120億元(約2兆7560億円)に達した。2011年通年の増加率は、25-30%に達する。だが第4四半期の増加率に鈍化が見られた」と指摘した。広州日報が報じた。
Bruno Lannesは、「2010年、中国大陸部の個人によるぜいたく品消費額は前年比27%増の871億元(約1兆1323億円)に達し、世界5位となった。香港・マカオを計算に入れるならば、大中華区の消費者による贅沢品消費額は世界3位となった。今年か来年に、大中華区が日本に代わり世界第2の市場となったとしても不思議ではない」と語った。