中国石油化工集団公司(中石化)がこのほどブラジルの重点試掘井で試掘を行った結果、1日あたり原油5000バレル、天然ガス81万立方メートルの生産を実現した。同集団はブラジルでの探査で戦略的なブレークスルーを達成し、埋蔵量1千万トン級の大規模油ガス田を取得したこととなる。新華社が報じた。
今回発見されたPao de Acucar井はブラジル・カンポス盆地のBM-C-33鉱区に位置し、水深は平均2400メートル。中国石化国際石油勘探開発有限公司とスペインのレプソルYPF社による合弁会社が作業を行う。
中石化によると、商業的採掘をできるだけ早く実現するため、現在試掘資料などに基づき総合的な地質研究を実施しているという。
「人民網日本語版」2012年3月6日