ナイジェリア中央銀行のサヌシ・ラミド・サヌシ総裁がこのほど明らかにしたところによると、ナイジェリア政府が昨年9月に人民元を外貨準備の通貨とすると発表して以来、外貨準備のうち5億ドル相当分が人民元に変わったという。
サヌシ総裁によると、ナイジェリアは主にユーロを売却し、人民元を購入するという形でこの「転換」を行った。現在、ナイジェリアの外貨準備に占める人民元資産の割合は1.4%で、同行は今後、段階的に人民元の購入を進め、この割合を10%に引き上げる計画だという。
「人民網日本語版」2012年3月7日