中国工商銀行東京支店は2011年の人民元建て貿易融資の残高が152億元に上り、年初に比べて169倍増加した。総資産に占める割合は年初の0.63%から大幅に上昇して50.67%に達した。また人民元建て貿易融資業務による収入は約2408万ドルで、同支店の収入全体に占める割合は50.9%となり、金額は各銀行の首位に立った。「人民日報」海外版が伝えた。
2011年末現在、工商銀行のネットワークは世界33カ国・地域に拡がり、海外機関は239カ所に達する。営業許可証に基づく効率のよい運営を行い、質の高いサービスを提供している。現在、海外支店の資産総額は1320億ドルで、昨年新たに設立されたものを除く海外機関は、軒並み開業初年に黒字を達成した。00年以降の海外機関の資産および利益の複合年間成長率はいずれも約39%に達し、投資回収率もともに12.4%に達し、投資回収の水準は欧米の一連の大手銀行を超えている。
「人民網日本語版」2012年3月7日