各機関のデータによると、中国が指標とする北海ブレント・ドバイ・チンタの三つの国際原油市場の価格変動率は3月7日の時点で4%を突破し、最高で8.86%に達した。また、8日には前回の精製油価格引き上げ(2月8日零時)から22営業日が過ぎ、調整周期の条件も満たしている。アナリストは「現在の状況から見るに、早くて3月中旬には国家発展改革委員会は精製油の価格を調整する可能性がある」と指摘した。新華網が報じた。
精製油価格メカニズムの改革法案はすでに国務院に提出されており、機会を見て実施される。新法案には▽価格調整周期の短縮▽価格調整の頻度を加速▽価格調整の操作方法改善▽対象となる油の種類の調整??などの内容が盛り込まれ、現行の精製油価格形成メカニズムをより一層改善するものとなっている。
「人民網日本語版」2012年3月10日