例えばドイツでは、屋根計画を推進しており、国民が家の屋根に太陽光パネルを設置することを奨励し、補助金政策を実施している。そのため、ある時期、ドイツとその他の欧州諸国で、太陽エネルギーの需要が非常に高まり、中国で太陽電池などの買付けを行なっていた。
中国国内の太陽エネルギー製品市場には確かに活気が足りない。現時点での中国の太陽光発電の設備容量はたったの220万キロワットしかなく、4億5000万キロワットの総設備容量に比べると、微々たるもので1%にも満たない。その要因は様々で、太陽光発電による電力使用量が他のエネルギーよりも遥かに高い事が普及しない主な原因だ。
政策による対応が不足していることも一つの要因である。風力エネルギーの始動は割と早かったため、風力発電の国内での規模は太陽エネルギーよりもいくらか大きい。これらの問題は次の段階において、政策面から解決していく必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月10日