中国人民政治協商会議第11期全国委員会(全国政協)第5回会議は10日午前、「新エネルギーの発展とクリーンエネルギー」について記者会見を開き、全国政協委員の張国宝、邵秉仁、王炳華、李河君、牛文元の諸氏が国内外メディアの質問に答えた。
中国国家エネルギー局の張国宝局長は、2011年、中国の風力発電の送電容量は4700万キロワットに達し、世界トップの風力発電大国へと急速に成長した。それまではアメリカがトップで、4000万キロワットだった。中国とアメリカの統計方法は異なっており、中国は送電網を設置しただけでは計算に入れず、ただ単に設備容量と呼ぶ。発電して送電を始めてから計算したものが送電容量であり、4700万キロワットとなる。設備容量で計算すればもっと多くなる。設備容量と送電容量には差があり、我々が言っているのは送電容量が4700万キロワットで、発電量は733億キロワット時である。年間発電量の4兆8000億キロワット時に比べると、まだ非常に規模が小さく、たったの1.58%だ。しかし、これは石炭を3000万トン少なく燃やしたことになり、環境保護には効果を発揮している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月10日